「りつりん」は、あんまり吠えないし割とおとなしいのだけれども、興奮した時の甘噛みには手が焼ける。

台所で料理している間など人間が立っている時はおとなしく足元で寝ていたりするのだけれども、頭が床に近い場所にあると興奮するようだ。
寝ている布団に呼び寄せると、頭めがけて思い切り噛みついてくる。甘噛みといえど、歯は尖っているし興奮してガブガブ噛むのでこれがけっこう痛い。甘噛みといえども甘くない噛み方だ。

また、手が近くにあっても必ず噛んでくるので、近くにおいて平穏になでたりできるのは眠い時だけ。

手と頭が目の前にあるとどうしても噛まずにいられないようだ。

何しても噛むのをやめさせることはできず、大きくなって甘噛み期間が過ぎるのを待つしかないようだ。

ということで最近は、キャンプの時に使っている耐火手袋を両手にはめて対峙している。これならガブガブ噛まれてもそんなに痛くない。
最初は料理用のミトンを使っていたのだけど、噛んでいるとすぐに中の綿が出てきてしまって、その綿を飲み込んでしまうと一大事なのでミトンはやめた。腸の中に綿とか糸とかが入ったまま出てこなくなって手術になるケースもあるというので、気を付けておいた方がよさそうだ。

一方、耐火手袋は革製なのでいくら噛んでも布のように紐が出てしまったりもしないので安心。甘噛み対策にはこれがベストかもしれない。

それにしても手袋に飛びかかってガブガブ噛みついている光景は、まるで警察犬の犯人確保の訓練のようなのだけど。