我が家の犬「りつりん」は、比較的覚えが良いというか聞き分けが良いというか、割と早くしつけが身に着く気がする。特に「おすわり」「おいで」「ちょーだい」などは1回で覚えてしまったかんじ。

しかーし、甘噛みをやめさせるのだけは、どうしてもできない。子犬の甘噛みは仕方がないものだとはわかっているけど、手があったら必ず噛んでくるし、興奮していると髪の毛に飛び掛かって噛みつくので、けっこう痛い。

近頃のしつけは、好ましい行動としたら褒めて伸ばす、怒らないしつけが主流なので、それに従っていたのだけど。こういう、やってほしい行動をした時は無視するのが良いらしいのだけど、無視しても全然効かない。

もう痛いの我慢し続けて甘噛み期間が終わるのを待つしかないのか。しかしあまりにも痛いので、怒る方法もためしてみることにした。
怖いことがあったらさすがにやるのやめそうだしな。

ということで、しつこく髪の毛に食いついてきたときに思い切り怒ったのだが。

効かない。

何度かやっても、怒るという方法は全然効かない。一瞬びっくりするけど、またすぐに同じことをし始めるのだ。

あんなにしつけが早く入るこの犬に効かないということは、やっぱり怒ってしつけるのって意味ないのかな。

というか、いくらしつけ用に怒ってみせてるといっても、怒る態度をとるだけで私自身がけっこうストレスになるのだ。しばらくカッカしてしまうし。
ということで、怒るしつけ方法は何よりも私にとって良くなさそうなのでやめることにした。